実践Common lispを読み始めた-第4章 シンタックスとセマンティクス(1)

括弧と前置記法のこと

Lispシンタックスは括弧の多用と前置記法が顕著な特徴。慣れれば、気にならなくなるのだろうが、Algol系の言語になれている自分としては、脳内翻訳している気がする。自分の場合、英語が全くわからない訳ではないけど日本語のようにスループットがあがらないのもこの脳内翻訳が理由の一つだと思う。

S式

Lispのオブジェクト。評価前の式でもよいしReaderの読み取り結果を表すこともある。少なくともSLIMEに打ち込んでいたやつとか、hoge.lispに書いていたものは(コメントを除くと)S式と思ってよいのだよね。S式はリストとアトムで構成される。

  • リスト
()
(2 4 5)
("foo" "bar")

みたいに括弧でくくられていて要素が空白で区切られているもの。

  • アトム

S式 - リスト = アトム
数値、文字列、名前など。とわかりやすい定義をしておきながら、NILはアトムでもありリストでもあるらしい。禅問答みたいだ。

  • コメント
(a b c) ;コメントの頭には";"をつける。

コメントはS式ではない。

フォーム

EvaluatorによってS式から組み立てられるもの。
なんかよくわからない。4.4に続きが書いてあるようなのでスルー。