実践Common lispを読み始めた-第2章 お気の済むまで:REPLツアー(1)

プログラミング環境のセットアップとしてこの本ではLisp in a Boxという環境を紹介している。
Common Lispの処理系にあわせたEmacsとSLIME+デフォルト設定のセットなのだと思っていたら、AllegroとかSBCLといったCommon Lispの処理系まで一緒に入っている。Lisp in a Boxだけインストールしさえすれば、まずは使えそうだ。自分のような初心者には都合がよい。

Downloadページを見てみると、OS X(Intel)用はAllegro CLとClozure CLがある。Clozure CLは聞いたことないのでAllegro CLに決定。ただ、Allegro CLのバージョンが8.0(最新は8.1)なのが多少気になる。
LispboxInstaller-0.7-with-acl80_express.dmgを落としてきてインストールする。中にemacsが入っているので、そいつを起動するとEmacsが起動するがSLIMEの起動中にAllegroのライセンスがないと怒られる。LispBoxの中に入っているAllegro CL Expressの有効なライセンスがないらしい。acl81_expressフォルダの中にnewlicenseというプログラムがあるのでこれを起動するとライセンスが取得できるはずなのが、そもそもacl81_expressなんてフォルダはない。acl80_expressならあるので、newlicenseを実行したらライセンスを取得できない。

しょうがないので、Franzのページに行ってAllegro CL Express 8.1をとってきて、こいつをLispBoxの中acl80_expressと入れ替えて、旧acl80_expressフォルダの中にあるlispbox-register.elを新acl80_expressにコピーしたらちゃんと動くようになった。