UQ WiMaxを使ってみて

最近、UQ WiMaxを使っている。高速、常時接続、安価に期待しているのだけど、まだ課題も多い。エリアマップで見るとカバーされているように見えても実際には圏外だったり、室内だとスループットがでないとか。つなぎたいときに繋がらないのは痛い。使えるエリアを増やしてほしいと思う。
それと、UQを使っていて思うのは、こらえ性がないところ。圏外になったときに、すぐあきらめてコネクションが切れてしまう。あくまで主観的な印象なのだけれど、Willcomなんか地下鉄の駅間で圏外になってもすぐにはコネクションがきれない。次の駅で何事もなかったかのように通信がおこなわれることもある。(必ずというわけではないけど)。それに比べるとUQはもっと早くあきらめているように見える。
技術的にも違うのだから差がでてしまっても仕方がないのかもしれないが、この「接続が切れる」という現象は、使っていてストレスがたまる。またつなげばいいじゃんと思うかもしれない。でも途中で切れてしまうとつなぎ直さないといけない。
つなぎ直し自体は接続ユーティリティが自動でやってくれるので気にしなくてもよいのだが、「接続が切れた」事実はアプリケーションに伝わる。ブラウザだったら、繋がりませんでしたページが表示されるし、メーラでもエラーダイアログが表示される。ダウンロードだと下手をすると最初からやり直し。これは最初からつながらないことと同じか、それ以上にイライラする。物理層でコネクションが切れても、アプリケーションやユーザーをうまくだましてほしい。(とはいえ、長時間つながったふりをされてもアプリ側がタイムアウトするだろうから、限度はあるとは思うけど)

当たり前だけど、キャリアを選ぶ場合、

  • 通信速度
  • エリア
  • 月々の費用

といったカタログスペックだけでは、わからないことが多いとあらためて思った。自分の場合は、下に書いたポイントの善し悪しが大きく使い勝手に影響する。

  • コネクション確立までにかかる時間(認証など)
  • 通信の安定度
  • ハンドオーバーの性能
  • 自分の主な行動圏でのカバー率
  • 屋内での性能
  • 通信アダプタの消費電力(外で使うときには重要)

こういう部分の性能って地味だから見落としがちだけど、ここをキチンとやってくれるところと長くお付き合いしたい。